保育園では地震などの災害に備えて毎月避難訓練を行い、非常時のために数日分の食糧などの備蓄もしています。しかし備蓄をしているだけでは
実際に災害が起きたときに迅速な対応ができるのかわかりません。
また、大人と異なり子どもは非常時であっても、食べ慣れないものや食べにくいものは拒む傾向にあるそうです。鳩ぽっぽでは毎年園庭でかまどを用いての炊き出し訓練を行っています。
しかし実際の非常食を食べてみることはこの何年も行っていないので、避難訓練と共に子どもたちに非常時用のごはんを食べる体験をしてもらうことにしました。この体験が災害時にお子さんを無事、元気な姿で保護者の方に引き渡すためのものにつなげていきたいと思います。近年販売されている非常食は種類も豊富で美味しいものが多いのですが、基本的に「大人向け」に調理されているものなので、それが子どもにとって味が濃すぎてはいないか、固さや量はどうなのかをご家庭でも一度味見をしておくのも良いのではないでしょうか。
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