
遊と食
常に子ども達の世界は「あそび」から出発すると考えています。
子ども同士の対話と意思決定。
子どもと大人の対話と協働
一人時間もみんな時間もどちらも大事
広さと深さの両方を大切に
園の大人達の仕事は、
子ども達のあそびの環境を整えて、そっと寄り添い、
そっと背中を押して、時にはじっくり耳を傾けて、
「やってみたい」に満ちた空間や活動を創ることです。
毎日の食事が楽しいものであるように工夫しています。
安心して食べさせてもらう経験から、
自分で楽しく食べる。
自分に合った量を自分のリズムで
マナーを知って。
ランチルームでバイキング

菜園で野菜作り、収穫、調理、
生産者を訪ねたり、
工程を調べたり、
飽くなき食への追求!
苦手なものも少しずつ克服し、
食を取り巻く環境を知る

日々の調理は、
素材にこだわり、
薄味でそのものの味を
損なわないように
二十四節季を取り入れ、日本の風土を知る
郷土料理の日も取り組みます


コーナー保育
(途切れないあそびのコーナー)
室内をゾーン分けし、工作、ままごと、手先を使うもの(積み木、レゴ、ラキュー等)、劇ごっこ、絵本、ラボ(生き物を育てたり実験をしたり)などのコーナーを設置しています。子ども達の発達や興味関心で、1年に数回見直しをします。


異年齢との関わり
(緩やかな縦割り活動)
0歳~5歳まで、ゆるやかに繋がります。クラスを繋ぎ、年齢の近い子同士が一緒に過ごせる環境や、時には5歳と2歳で散歩に行くなど大きな子が小さな子に関わる機会も作っています。少し年上の子への憧れが成長の見通しとなり、1人ではできないことも、大きな子をモデルに挑戦します。大きな子は小さい子を気にかけ、お互いに失敗や葛藤も受け止め合い、家庭的な雰囲気を作り出します。


自然と共に
五感をたっぷり使った戸外活動
園庭に本格的なビオトープのある園もありますが、どの園でも植物や昆虫と関わり、畑を作り、どろんこや砂場遊び、水遊びや色水遊びなどを楽しんでいます。四季折々の景色やその季節ならではの遊びが、子ども達のあそびの世界を豊かに広げます。また、近所の公園で身体をたくさん動かしたり、探究したり、時にルールのある遊びをしたり、また少し遠出して、子ども達の興味関心に合わせた遠足も楽しみます。


だいどころは
保育園の中心です!
だいどころ(給食室)が中心という理念は開設当時から。食べることは生きることと同義として、園庭の菜園での収穫、調理はもちろんのこと、近くの契約農家さんの畑へも出かけます。梅を採ったら梅ジュースや梅干しに。園庭の夏みかんでジャム作り、渋柿で干し柿作り、餅つきをしたら鏡餅作りと季節を通してクッキングを楽しむ他、絵本で興味をもったもの、誰かが作りたい、誰かのため作りたいものなんでも子ども達は作ってみます。日々の食事へもこだわり、減農薬や無農薬、地産地消、お米も玄米や分づき米、お砂糖も黒糖や三温糖を中心に、子ども達の身体作りのために研究を惜しみません。食事やおやつの時間も、自分のペースで自分の食べられる量を知って、楽しく頂きます。


本物の体験を…
「なぜだろう?」「どうなっているのだろう?」を大切にし、子ども達の興味関心に寄り添います。アートも木工も本物の道具を使って。子どもが本物のカメラを使ってカメラマンになることもあれば、料理ももちろん、包丁を使って。気になったら、その場所まで訪ねて行ってとことん研究して、大人も顔負けの博士がたくさん。
くらしがあそび、あそびがまなび。毎日、朝から何しようかなとワクワクする場所であり続けたいと考えています。
